イライラ

自分の機嫌を取る方法8選

不機嫌体質を改善することも大事ですが、
生きていれば理不尽なことだって起こるし、
イライラ・モヤモヤの原因は
自分の意志とは関係なく降りかかってきます。

そこで、不機嫌になりそうなアクシデントが
起こったときにも、自分で自分の機嫌を
とって心をすぐに立て直せる方法を
知っておけば安心。

その方法を紹介します。

☆自分で機嫌を取る方法

全部で8つの方法があるので、
あなたにピッタリの方法を
見つけてみてくださいね。

それでは、1つずつ見ていきましょう。

1.感情的になる前に必ず深呼吸する!

いくらあなたの言い分が正しくても、
感情的になって、相手にひどい言葉を
浴びせてしまったり、
嫌な態度をとってしまうと、
あなたが信用を失う可能性があります。

そこで、「イライラしてきた」
「怒りの感情が爆発しそう」
と気づいたら、大きく深呼吸してみましょう。

ポイントは、怒りが爆発する前に深呼吸すること。

効果的な呼吸法は、
5秒かけて大きく息を吸って、
15秒かけて肺の中の空気を
出し切るイメージで息を吐きます。

深呼吸をすると、
副交感神経のスイッチが入るので
気持ちを落ち着けることができるんです。

それから、脳内物質の働きで、
怒りのピークは怒りを感じてから
6秒後にやってきます。

つまり、
「ムカッ」と感じたら深呼吸をして、
まず6秒こらえることができれば、
少しずつですが怒りは勝手に収まっていくんです。

2.トイレットペーパーに自分の感情を
 書き出して、流す

トイレットペーパーと一緒に、
自分の中の黒い感情が水に流されていくのを
視覚化できるからです。

「こんなこと思ったらダメだよね」
と自分の気持ちを否定せずに自由に
書いてくださいね。

別に誰に見られるものでもないので、
汚い言葉を使おうが、
どんなにひどい内容だろうがかまいません。

視覚を通して嫌な気分が消え去ったと
脳に認識させることができるので、
気持ちを切り替えやすくなりますよ。

3.「これ食べたら機嫌が良くなる!」
 という美味しいものを食べる

食べることは、
とても簡単に気分転換できる方法です。

感情をコントロールできなくなってから
「何食べよう?」と考えるのは難しいので、
前もって食べるとご機嫌になれるものを
持ち歩いたり、好きなお店を
リストアップしたりしておきましょう。

ちなみに、辛い物を食べると
エンドルフィンというホルモンが分泌されます。

エンドルフィンには、
気持ちを落ち着けて幸せな気分にさせてくれる
働きがあるんです。

なので、辛いものが好きな人は辛いものを
用意しておくといいかもしれませんね。

もちろん、人それぞれ食べたときに幸
福感を得られるものは違うので、
自分が1番美味しいと感じられるものがベストです。

4.運動する

運動をすると、
強制的に意識を体を動かすことに
向けられるからです。

外に出てウォーキングしたり、
自転車に乗ったりすることでもいいですし、
仕事中なら手をグー・パーと開いたり閉じたりを
繰り返すだけでもOK。

それから、無理やりにでも顔の筋肉を
動かして笑ったような表情を作るのも効果的。

作り笑顔だったとしても脳は笑っていると
勘違いしてくれるので、自然とポジティブな気分になれますよ。

5.お気に入りのアロマやお香を準備しておく

良い香りをかぐと、
自律神経が刺激されて心を落ち着ける
ことができるからです。

気分をリフレッシュさせたいときには、
柑橘系やハーブ系の香りがおすすめ。

とは言っても、香りの好みは人それぞれなので、
あなたが「落ち着くなぁ」と思える香りが1番です。

好きな香りのハンドクリームや
リップクリームでも応用できますよ。

6.見るとやる気が上がる
   動画や写真をまとめておく

現実世界とは違うものに触れることで、
不機嫌になってしまった現実から意識を
引きはがし、気分を切り替えやすくなるからです。

どんな内容のものでもいいのですが、
笑顔になると脳が勝手にポジティブモードに
スイッチを入れてくれるので、
クスっと笑えるおもしろいものや
可愛くてニヤニヤしちゃう動物の動画などがおすすめ。

7.ゆっくりお風呂に入る

お風呂にはリラックス効果があります。

お風呂に浸かると、
筋肉の緊張がふわ~っととけて、
体の力が抜けていきますよね。

そうすると、脳が緊張状態から解かれたと
判断するので、心も解放されてモヤモヤした気分が
スッキリ晴れやすくなるんです。

シャワーを浴びるだけでは得られない効果なので、
ぜひゆっくりお風呂に入ってくださいね。

8.いつもより早めに寝て、睡眠時間を長めにとる

機嫌が悪い時は、
さらに嫌なことを引き寄せてしまいやすい状態です。

一度リセットするためにもさっさと寝てしまいましょう。

嫌なことがあると寝付きにくくなってしまうかもしれませんが、
眠れないからといってストレス発散しようと夜更かしすると
睡眠不足になってしまいます。

睡眠不足になると、集中力が散漫になるので
ミスが多くなったり判断力がにぶったりして
さらに嫌なことが重なり、
不機嫌ループにはまってしまう可能性もあるんです。

十分な睡眠をとると気分もスッキリするので、
メンタルが安定しないときにはたっぷり眠ることを
心がけてみてくださいね。

☆それでも機嫌が悪くなってしまうのは、
一人で頑張りすぎのサイン

「機嫌を悪くするのをやめたい」と
思っているのに、やめられないのって
苦しいですよね。

やめたいのにやめられなかったことって、
誰しも経験があると思います。

ちょっとイメージしてほしいのですが、
あなたが機嫌を悪くすると、
周りの人はどんな反応をしますか?

私が思い浮かんだのは、

・「どうしたの?」と優しく声をかけてくれる
・「本当はこうしてほしかったんだよね?」
 と本心をくみとってくれる
・「困っているなら手をかしてあげようか?」
  と助け船を出してくれる
・「こんなになるまでよく頑張ったね」
 と認めてくれる
・うるさく話しかけてこなくなる
・腫れ物をさわるように、
 大切にあつかってくれる

こういう周りの反応って、
実は、機嫌が悪くなる前に
してほしかったことじゃないでしょうか。

つい機嫌が悪くなってしまう人は、
本当は相手に伝えたい、
誰かに分かってほしい気持ちがあるのに、
自分の中に閉じ込めてしまうクセが
あるのかもしれません。

機嫌が悪くなってしまうと悩んでしまう人は、
とても細やかで繊細な心を持っている方が多いです。

だから、「私ならできるのに」「私なら分かるのに」
「私なら気づくのに」という自分のなかでは
「ふつうのこと」を当たり前だと
思ってしまうことがあります。

そして、機嫌を悪くすることで
自分の本心に気づいてほしいのではないでしょうか。

これが機嫌を悪くするメリットであり、
機嫌が悪くなるのをやめられない本当の原因です。

でも、一番の問題点は、
機嫌が悪くなることではありません。

問題の本質は、
あなたが誰にも助けを求めずに、
自分一人で背負ってしまおうとすることです。

・「私がガマンすればいいんだよね」
・「もうキャパオーバーだけど、
 これくらいできないとダメ」
・「本心を言ったら、他の人に迷惑かけちゃう…」

だから、本音は言わずに、私の中に閉まっておこう

そうすると、「私がガマンしているんだから、
あなたもガマンしなさい」
「なんで当たり前のことができないの」
と感じることが増え、
不機嫌になってしまうループが起こります。

このループを止める方法は、
不機嫌になりそうと感じたら、
自分の心の声をしっかりと聞いてあげること。

「こんなささいなこと」と思う必要はありません。

「できない」「助けてほしい」
「嫌な気持ちになった」自分を認めてあげましょう。

そして、正直に伝えること。

あなただけがガマンする必要はないんです。

「そんなワガママは言えない」

と思うかもしれませんが、
本当にワガママな人というのは、
相手の事を一切考えられない人のこと。

だから、相手の気持ちを考えて言えない時点で、
ワガママな人ではありません。

伝えたからといって、
あなたの要望が100%通るとは限りませんが、
お互いの妥協点まで歩み寄ることがでるし、
モヤモヤと暗い気持ちを引きずる時間は
確実に減らせます。

いつも機嫌よくいられる人の特徴は、
決してワガママなわけではなく、
ゆるくラクに生きられるように、
相手に気持ちを伝えたり、
ストレスを真に受けない抜け道
を探したりするのが上手なことです。

だからあなたも、
「不機嫌にならないように頑張らなくちゃ」
とさらに上を目指そうとするのではなく、
もっと肩の力を抜いて自分に優しくして
あげるといいと思いますよ。

自分に優しくすることができれば、
優しさの連鎖がおこり、もっとラクに
穏やかに過ごすことができるようになるはずです。

不機嫌になってしまう人は、
自分に厳しく、相手のことを
深く考えられるとても優しい人が多いです。

それなのに、不機嫌になってしまうせいで、
怖い人と誤解されたり、せっかく積み上げた信頼を
崩してしまったり、すごくもったいないんですよね。
                 (DISCOVERY~ブログ編~記事より抜粋)

いかがだったでしょうか?

今回のポイントは
1.感情的になる前に必ず深呼吸する!
2.トイレットペーパーに自分の感情を
 書き出して、流す

3.「これ食べたら機嫌が良くなる!」
 という美味しいものを食べる

4.運動する
5.お気に入りのアロマやお香を準備しておく
6.見るとやる気が上がる動画や写真をまとめておく
7.ゆっくりお風呂に入る
8.いつもより早めに寝て、睡眠時間を長めにとる

やっぱり、自分の機嫌は、
自分で取るしかありません。

上のの8つの方法の中から、
あなたに合った方法を取り入れてみてくださいね。

ちなみに、自分軸を明確にすれば、
他人に振り回されにくくなり、
機嫌が悪くもなりにくくなります。
(心が安定するので)

次回は、自分軸について紹介いたします。

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