不安なときに、
忘れてしまおう、考えないようにしようと
目を逸らした感情は心や身体に残り続けます。
身体に溜まった不安や恐れは、
心配性、不安症になるだけでなく、
イライラ、ピリピリ、怒りやすい人になったり、
神経質、潔癖症、疲れやすい、睡眠の質低下など
様々なストレス反応を起こします。
感情は受けとめることで消化されるので、
身体に残った不安や恐れを消化していきましょう!
注)初めてワークをするときは
マイルドな不安から扱いましょう。
いきなり長年抱えていた強い不安を、
自分一人で扱うことはとても危険です。
1)恐かった時のことを思い出し、
その場面に身を置いたつもりになる。
2)当時の恐さに触れながら、
「私は恐い」と言葉にします。
ソワソワしたり、ドキドキしたりなど、
身体の反応に抵抗せず、
ゆっくり息を吐きながら、
「恐いのは自然なこと」
「私は恐くてもいい」
「恐いはあっても良い」と言葉にします。
3)恐さを受けとめるときは、
お気に入りのブランケットやクッションを、
用意するのもオススメです。
ブランケットに包まれて、
安心感も得ながらすると、
より一層、恐れの消化が進みます
4)ワークの最後は空想で、
恐がる自分を守りましょう。
今の自分や、誰かが、
自分の味方になってくれて守ってくれる。
一緒に不安や恐れを受け止めてくれる。
そんなイメージをしましょう。
身体に残ってた不安や恐れが落ち着いて。
安心してきたな、
スッキリしてきたなと感じられたらワークは終わりです。
感情が消化されるとスペースが生まれ、
それが心のゆとりに直結します。
不安や恐れを根本から手放して、
ゆとりを持って、自分らしく暮らしていただきたいです。
(谷口のりこさんインスタ記事より引用)
不安を感じることは、防衛本能がはたらいているがゆえの自然な反応です。
「不安はあって当たり前」ということを理解し、
不安を感じている自分を認めてあげてください。
そのうえで、不安があっても大丈夫な状態にしておくために、
「自分の心を支える柱」を増やしておくことがとても大切です。
職場や家庭、趣味、友人関係など、
心の拠り所となるような居場所=柱を複数持っておけば、
強い不安を感じたときにもほかのことで支えられ、
気を紛らわすこともできます。
人生に不安はつきもの。
だからこそ、上手につき合っていく方法を自分なりに見つけることが、
不安によるストレスを軽減する近道になると思います。