今まで、自己肯定感と自己重要感について、述べてきましたが、
ここからは、実際に自己重要感と自己肯定感を
バランスよく高めていく方法をご紹介します。
自分を大事だと思いつつ、
自分の価値を認められるようになるために、
1つ1つ実践してみてください。
1 理想の自分を目指す
自分のことを重要だと思えるようになるためには、
まずは、
周りに影響されることない、自分の中の芯を確立すること。
これが一番の近道です。
「こんな自分になりたい」という、
理想の自分の形がどういうものなのか、
一度考えてみましょう。
自分の価値を、周りの評価や価値観を基準に決めてしまうと、
周りの評価や環境によって自分の軸も変わってしまいます。
周りの価値観が変化すれば、
それに伴って自分の価値そのものも変化していくからです。
そうならないためには、
いつでも自分が好きだと思える自分になる必要があります。
周りから何を言われようと、
自分で自分を肯定できるようになれば、
自ずと今の自分を大切に思えるようになりますよ。
2 趣味を持つ
仕事などが上手くいかないとき、失敗してしまったときに、
落ち込むことなく自己重要感と自己肯定感を高めるための手段が、
趣味を持つことです。
仕事とプライベートを切り分けるための手段として、
趣味を活用します。
仕事の失敗や食い違いで生じる評価は、
基本的にきちんと受け止めて、
改善しようという姿勢をとる必要があります。
しかし、仕事で人格まで評価されてしまったら…?
『それはそれ』として考えて、
自己評価を過度に貶めることのないようにしなくてはなりません。
そのために必要となるのが、時間の色分けです。
趣味を持ち、自分のためだけに使う時間を確保する習慣を身につければ、
仕事とプライベートを切り替えるスイッチを得ることができます。
仕事が人生の全てではないということをしっかり認識すれば、
自己重要感(肯定感)を高めることはもちろん、
もし下がってしまうような状況でも、
その下降を最低限で押し留めることができるのです。
3 日頃から幸福感を高める
自己重要感と自己肯定感は、
バイオリズムによって左右されることがあります。
嫌なことが続いて気分が下向きになると、
自分に対する評価も悪い方向へといってしまうでしょう。
人生に波があるのは当たり前のことであり、
常に順風満帆な日常を送ろうというのは現実的に考えて難しいことです。
では、いざ自分が向かい風に見舞われたときに
どう対処すればいいのでしょうか。
そこで重要になるのが、幸福感です。
悪い出来事で落ち込んでしまったときにこそ、
一日を暗いものにしないために、
自分が幸福だと感じることを進んでやるようにしましょう。
この場合でも趣味を活用することができますし、
美味しいものを食べたり、
友達と遊びに行ったりするような何気ないことでも、
十分効果が見込めます。
小さな幸福でも、
日頃から意識していれば積もり積もって大きな幸福となります。
自分で自分を認めるためには、幸せであることがとても大切なのです。
(LIST記事から引用)
自分の人生を歩むためには、自分のために行動する力が大事です。
そして、その行動力を生み出してくれるのが自己重要感です。
人にどう思われるかよりも、
本当は自分がどうしたいのかに目を向けるようにすることをお勧めします。