自己重要感チェックリストをやってみて、
現時点で自己重要感が低かったという方、大丈夫です!
なぜなら、自己重要感は自分で高めていくことができるからです。
ここでは、脳の構造を利用した2つの簡単で具体的な方法をご紹介します。
脳の構造上、私たちは自分が意識的、または無意識のうちに焦点を当
てているものを現実世界で見つけやすくなっています。
ですから、ネガティブなものばかりに焦点を当てていると、
ネガティブなものに気づきやすくなり、
ポジティブなものに焦点を当てていると、
ポジティブなものに気づきやすくなるというわけです。
次の2つの方法は、このような脳の構造を利用して
自己重要感を高めるサポートをしてくれます。
1 自分の良いところノートを作る
・自分の好きなところ
・過去にした誇れること
・自分ができること
・今頑張っていること
・昔の自分と比べて成長したところ
など、思いつく限り、ノートに書き出してみましょう。
このノートは他の人に見せるわけではないので、
遠慮せずに何でも書き出してみてください。
ここで覚えておいてほしいことが3つあります。
①世間の基準を気にする必要はない
②他の誰かと比べる必要はない
③どんな些細なことでも構わない
他人にとってはどうか、他人がどう感じるかは全く関係ありません。
重要なのは、自分がどう感じているかです。
多ければ多いほど自己重要感を高めるのに役立ちますが、
何個以上書いたから良いという明確な基準はありません。
そして、良いところがあるのに、
自分ではただ気づいていないだけというケースも多いのです。
1つでも2つでも増やしていけるように、
【自分の良いところノート】を日々更新していきましょう。
2 感謝しているものをリストアップする
・家族がいつも応援してくれる
・先輩が丁寧に仕事を教えてくれる
・お弁当屋さんでおまけをもらった
など、思いつく限り、リストに書き出してみましょう。
ここで覚えておいてほしいことはこちらです。
『どんなに些細に感じることでも含める』です。
些細に感じることの中には、
私たちが日頃「当たり前に得られるもの・できること」として捉え、
感謝の対象にしていないことが沢山あるかもしれません。
例えば、安全な寝床があること、ご飯を食べられることなどは、
大災害が起きたり、病気になったりしたら、
「当たり前に得られるもの・できること」
ではなくなってしまうかもしれません。
自分のこれまでの人生や今の生活を振り返り、
感謝できることをすべて書き出してみましょう。
この方法も、定期的に行い感謝リストを
更新していくことをお勧めします。
上記で紹介した2つの方法は、今「ある」ものに
私たちの意識を向けてくれます。
「ない」ものに意識を向けると、
脳は「ない」ものを探し、見つけ続けます。
その結果、欠如感が生まれ、不安や焦り、不満など、
自己重要感の低下に繋がっていきます。
ですから、「ある」ものに焦点を当て、
感謝することで心のコップが満たされ、
自己重要感を高めることに役立つのです。
「『ある』ものに意識を向ける」ことを含め、
自己重要感を高めるポイントには次のようなものがあります。
【自己重要感を高めるポイント5つ】
1 「ない」ものではなく、「ある」ものに意識を向ける
2 ネガティブなことを言う人、
ネガティブな感情にさせてくる人とは距離を取る
3 大きな目標を一気に狙うのではなく、小さな目標に分けて、
ひとつひとつ達成し成功体験を積み重ねる
4 失敗ではなく「学びを得た貴重な機会」と捉える
5 自分自身にかけている声を意識的にポジティブな発言に変える
(Life&Mind記事より抜粋)
自己重要感を高めることで、
自分が本当に望んでいる状態へさらに進みやすくなります。
ぜひ、自己重要感を高めることを、
今日からチャレンジすることをお勧めします。