最近セルイメージについて、よく考えることがありますが、
「セルイメージって何?」と思ったことはありませんか?
セルフイメージとは、自分に対しての思い込みのことです。
「自分のことをどのような人だと思っているか」が
セルフイメージにあたります。
例えば
・自分は足が速い、遅い
・自分が背が高い、低い
・自分は友人が多い、少ない
・自分は明るい
・自信がある、自信がない
など
「自分は〜な人間だ」と自分のことをどう定義しているか。
これがセルフイメージです。
このように、セルフイメージとは自分に対して
どのような思い込みを持っているか、
つまり自己認識のことです。
セルフイメージは過去に自分自身が
経験したもの全てから成り立っています。
例えば、
・親や学校の先生から受けてきた教育
・これまで自分が所属してきたコミュニティの
ルールや常識
・自分の成功や失敗などの経験 が挙げられます。
具体的なセルフイメージの作られ方として、
小学生の最初のテストで100点を取って、
周囲の友達や親から「頭いいね!」と言われたとします。
すると、「自分は頭がいいんだ」
というセルフイメージが作られます。
これは誰かから見てどう、客観的に見て
どうという話ではありません。
「こう思いたい、こう思おうとしている」ではなく、
無意識に自分が自分をどう思っているか
というイメージです。
自分はこう思っているということだけです。
それでは、セルフイメージが人生に
どのような影響を与えるのでしょうか。
まず、セルフイメージによって実際に行動が生まれます。
その後、起こした行動による結果がセルフイメージに
根拠をもたらすため、セルフイメージがより強固
になるというメカニズムです。
例えば、 「自分は恥ずかしがり屋だ」
というセルフイメージが作られていた場合、
そのセルフイメージによって、人前で話すのを
遠慮したり、積極的にコミュニケーションを
取ろうという行動は少なくなるでしょう。
すると、周りの人から
「〇〇さんは恥ずかしがり屋だよね」と言われ、
さらにセルフイメージが強固になってしまいます。 こ
れが、セルフイメージが人生に影響を
与えるメカニズムです。
【セルフイメージ→実際の行動→
結果に対しての解釈→
より強固なセルフイメージ】
というサイクルでセルフイメージが
より強固なものになっていきます。
では、実際にセルフイメージが
高い場合はどうなるのでしょうか。
まず、「自分はなんでもできる」
というセルフイメージを持っていたとします。
その言葉通りにいろいろな行動をしていくと、
何かしらで結果が出ます。
これに対して「やっぱり自分は優秀なんだ!」
というセルフイメージを再度持てるようになります。
最終的に「自分はなんでもできる」という
セルフイメージがより強固なものになるでしょう。
このように、セルフイメージが高ければ、
そのセルフイメージが良い結果を生み、
さらに強いセルフイメージを作り上げるという
いい循環が回っていくでしょう。
(GOAL-B MAGAZINEより引用)