仕事やプライベートで何かに失敗すると、
つい嫌なこととして引きずってしまいますよね。
しかし、人生は有限なものなだけに、
嫌なことはできればすぐ忘れるのが良いはず。
今回は、嫌なことをすぐ忘れる方法と、
反対に嫌なことを引きずってしまうダメな方法について紹介します!
まさに今、何かに失敗して嫌なことを引きずっているのであれば、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
人間なので、日常の中で嫌なことはいくらでも出てきます。
ただ、嫌なことを引きずったままでは人生を楽しめません。
では、仕事やプライベートの嫌なことを
消す方法についてご説明しましょう。
1. 仕事など自ら忙しく過ごす
脳科学において、人間の脳にはまず行動や感情を
一時的に保管しておく機能があるとされています。
健常な方でもまれに『物忘れ』をしますが、
「次にこれをしよう!」と考えていたこと以外に
様々な行動や感情が後からでてきたことで、
以前の記憶が薄れてしまうためです。
つまり、嫌なことがあった時には仕事やプ
ライベートのスケジュールを詰めて、
あえて忙しくすることで「こんな嫌なことがあった…」
という辛い記憶を薄れさせることができます。
2. ポジティブな考え方を定着させる
嫌なことが重なると「どうせ自分は…」
「だから失敗するんだ…」とネガティブな感情
ばかりが印象に残ってしまうものです。
反対に、嫌なことがあっても「次は何とかなる!」
「ここが間違いだったから、次はこうしよう!」
など常にポジティブな感情を意識することで、
嫌なことがあっても引きずらずに忘れることが。
前向きな考え方を定着させることができるでしょう。
3. 嫌なことを紙に書く
仕事やプライベートでの失敗は、
できれば周りには知られたくないのが人間の感情です。
しかし、失敗といった嫌なことを内に抱え込むと脳に
強く残るので引きずってしまいます。
嫌なことほどむしろ外に吐き出すことで、
脳内の整理にも繋がり忘れるのには効果的。
もし、家族や友達に話すことが恥ずかしいのであれば、
紙に書きだしてみるのも嫌なことを消す1つの方法です。
4. 自分の大好きな趣味に没頭する
スケジュールを埋めること、
ポジティブな感情を意識することが嫌なことを
忘れるポイントであると紹介してきました。
であれば、その両方を組み合わせることで
より効率的に嫌なことを消すことができるはずです。
例えば、趣味に没頭するのはどうでしょう。
嫌なことがあった時、ネガティブな感情に
引きずられそうになった時に、
ポジティブな感情になれる趣味に
没頭すれば辛いこともすぐ忘れられます。
5. 運動をする
脳科学において「ストレスは人間を運動させるためにある」
という意見もあります。
運動することで脳の「運動しないと!」という欲求を解消でき、
結果的にストレスという嫌なことを忘れられることに。
運動不足に心当たりのある方は、ぜひジョギングのような
軽いものでいいので定期的な運動を試してみてください。
6. 旅行に出かけてみる
辛いこと、嫌なことを消すにしても、
仕事やプライベートのように日常と深く関わっていることが
原因であれば根本的な解決は難しいです。
仮に、嫌なことを忘れることができても、
日常に原因があるので嫌なことに触れてしまいます。
それなら、思い切って日常から離れてみるのも1つの方法です。
もちろん仕事を辞めたり、人間関係を絶ってしまうのは
後々別の問題につながるので、まずは非日常を
体験できる旅行に出かけてみては。
少なくとも嫌なことから一時的に離れられますし、
旅行中の体験から新しい視点が見つかることもありますよ。
7. しっかり睡眠を取る
辛いことが続くと、しだいに脳には疲労が
蓄積していきます。
脳の疲労はストレスとして認識され、
精神的はもちろん肉体的なパフォーマンスの
低下にもつながるのです。
では、脳の疲労を解消するにはどのような方法が
あるかと言うと、十分な睡眠時間を確保することが重要。
もちろん、個人差はありますが夜の睡眠時間は6〜8時間、
さらにお昼寝を15分程度するとより脳をリフレッシュ
できるのでおすすめです。
8. 人間関係が原因なら、環境を変えてみる
仕事やプライベートで、なかなかに逃れにくいのが人間関係です。
日常に嫌な人がいるからと、
相手を無視するのは簡単なことではありません。
嫌な人を忘れる方法としてもっとも効果的なのが、
相手のいない環境に移動すること。
もし移動するのが難しいのであれば、
嫌な人以外の人間関係をより密接なものにして
周りを味方につけることで環境を変えるのが良いでしょう。
☆絶対に注意しよう!
嫌なこと・嫌な人を忘れるのにダメな方法
「時間が解決してくれる」と言う方もいますが、
人間の脳は優秀なので嫌なことほど執拗に覚えています。
このように、嫌なことを忘れるにあたり
あまりおすすめできない方法もあるのです。
では、嫌なことを忘れる駄目な方法について見ていきましょう。
駄目な方法1. やけ食い
誰しも好きな食べ物を食べることで「
美味しい!」と幸福感を感じることができます。
だからこそ、嫌なことがあった時に
好きなものを食べるというのは対処法
として間違いではありません。
しかし、いくら好きな食べ物であっても
やけ食いするほど大量に食べるのは要注意です。
大量に食べてしまうと太る原因になりますし、
太ったことでまた別の嫌な感情につながる可能性もあります。
駄目な方法2. やけ酒
「やけ食い」と同様に、「やけ酒」も絶対NG!
嫌なことを忘れるためにやけ酒をする人はいますが、
・急性アルコール中毒
・アルコール依存症
・食欲増進による肥満
など、余計心身ともにストレスを溜める結果に…。
「飲んで現実逃避しよう」という考えは、
絶対に持たないでください。
駄目な方法3. 人の悪口を言ったり責任に押し付ける
「仕事のここが嫌だ〜」「もっとこうしたい!」など
環境や欲求に対して愚痴ることは誰でもあります。
むしろ、日常のちょっとした不満をぶつけることで、
ストレス解消にもつながるでしょう。
しかし、人の悪口や相手に責任を
押し付けるような発言には注意が必要です。
不満を聞かされる相手まで不快にさせるだけでなく、
周りからの信頼を失うことにつながることがあります。
駄目な方法4. 「あの時こうしたら」と過去のことばかりを考える
「あの時はここが駄目だったから、
次はこうしよう!」と前向きに反省することは
とても素晴らしいですし、嫌なことを乗り越えるのにも繋がります。
反対に、「あの時こうしていれば…」とただ後悔し、
後ろしか見えていないのでは前に進むことはできません。
過去を振り返ってばかりいるのではなく、前を向いて進むことが大切です。
☆嫌なことを忘れるために覚えておきたい2つの秘訣
不思議なことに人間の脳は楽しいことよりも、
嫌なことをより印象的に覚えています。
だからこそ、嫌な人については
いつまでも執念深く覚えているのです。
しかし、嫌なことができれば今すぐにでも忘れたいもの。
そこで、嫌なことを忘れるための2つの秘訣をご紹介しましょう。
秘訣1. 自分の楽しいと思えることを行う
辛いこと、嫌なことばかりをしていると、
ネガティブな感情が積み重なります。
ネガティブな感情に流されてしまうと、
嫌なことをさらに「辛い…」と認識させることにもなるでしょう。
反対に、自分の好きなこと、
ポジティブな気分になれることばかりをすれば、
ネガティブな感情に流されにくい思考を身につけられます。
「今何をすべきか?」を考えることも大切ですが、
「今何をしたいのか?」と自分の欲求に素直になることも必要ですよ。
秘訣2. 嫌なことを思い出す時間を作らない
人間の脳はとても高性能ですが、当然ながら限界はあります。
特に、普段から慣れていない作業ほど処理には時間がかかり、
他の作業にまで処理能力が回せません。
そのため、完全に嫌なことを消すことは難しいですが、
スケジュールをいっぱいにすることで脳の処理能力を
圧迫して一時的に嫌なことを忘れることは意外と簡単です。
辛いことの記憶を早く忘れて前向きに生きましょう。
辛いこと、嫌なことがあった時に忘れる方法をお届けしてきました。
嫌なことを消す方法は様々ありますが、もっとも大切なのは
「今何がしたいのか!」とポジティブな感情を保つことです。
(Smartlogより抜粋)
「辛いな…」「嫌だな…」とネガティブなことばかり意識していては、
今まであった幸せまで手放してしまうことに。
忘れる方法は、
1. 仕事など自ら忙しく過ごす
2. ポジティブな考え方を定着させる
3. 嫌なことを紙に書く
4. 自分の大好きな趣味に没頭する
5. 運動をする
6. 旅行に出かけてみる
7. しっかり睡眠を取る
8. 人間関係が原因なら、環境を変えてみる
ですよ。
ぜひ嫌なことは上手に忘れて、
ポジティブな毎日を手に入れられるよう、
ちょっとだけ意識を変えてみてくださいね。
次回は、恋愛に特化した「好きだった人・失恋を忘れる方法3選」を
紹介します。